ニキビを整える美容鍼灸——体の内側から“熱”を鎮めていく
- 綾子 角田
- 5月24日
- 読了時間: 3分
「最近、またニキビが増えてきた」
「生理前に決まって出てくる」
「皮膚科で薬をもらっても、なかなか治らない」
ニキビは肌の問題のようでいて、
実は“体の中で起こっているバランスの乱れ”が表面に現れていることも多いのです。
Iluminarでは、こうしたニキビの背景にある「内側の熱」や「自律神経の乱れ」に着目し、
体全体を整えることで、肌の状態を安定させていきます。

♦︎ 西洋医学で考えるニキビ
ニキビは、皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まり、アクネ菌の繁殖などによって起こるとされています。
思春期はもちろん、大人になってからの「大人ニキビ」は、ホルモンバランスの乱れやストレスが原因になることもあります。
治療にはスキンケアや薬の使用が基本となりますが、生活や体調のケアも欠かせません。
♦︎ 東洋医学の視点から
Iluminarでは、ニキビは“内にこもった熱”が体表に現れたものと考えられます。
消化器系(脾胃)に熱がこもっている
ストレス(怒り)によって肝が、熱を生む
→それらの虚熱(内側の不足によって生じる熱)が上に昇ってくる
※ 肝は怒りと関係があります。怒りが過ぎると虚熱という熱が発生します
こうした状態が重なると、肌に吹き出物やニキビとして現れやすくなります。
♦︎ 鍼灸でできること
Iluminarでは、まず問診や脈診、腹診を大切にしています。
そして、体の熱や巡りを整える施術(本治)を行います。
胃腸の状態、自律神経の緊張、ホルモンの乱れなど、表面に出ているニキビの原因となる“内側”にアプローチしていきます。
ニキビが出ている部分への直接的な鍼は、皮膚の状態を見ながら必要に応じて行います。
顔に触れるときも、過剰な刺激を避け、やさしく整えていくのがIluminarの美容鍼灸です。

♦︎ おすすめしたい併用
ニキビが繰り返し出てくる方や、生理周期で悪化する方は、
皮膚科や婦人科と併せて、鍼灸で体調を整えていくのが効果的です。
必要なところは医療に任せつつ、
鍼灸では「今の体の状態を整える」ことで肌の再発を防ぎやすくなります。
♦︎ スキンケアについて
施術後には、肌の状態に合わせた保湿ケアを行います。
また、ご自宅では洗いすぎず、乾燥させすぎないスキンケアをお願いしています。
スキンケアも“強く効かせる”のではなく、肌をいたわるバランス感覚が大切です。
♦︎ まとめ
ニキビは「肌だけ」の問題ではありません。
食事、ストレス、睡眠、自律神経、ホルモン……
すべてが少しずつ肌にあらわれてくるからこそ、
体全体をやさしく整えることが、改善への近道になります。
薬やスキンケアだけで変化が出づらいときこそ、
美容鍼灸で体と肌のバランスを見直してみませんか?
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