呼吸器系の鍼灸治療
このような症状はありませんか?
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息が浅く、深呼吸がしづらいと感じる
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緊張すると呼吸が苦しくなる
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咳や痰が長引いているが、検査では異常がない
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季節の変わり目に体調を崩しやすい
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胸や背中が張って、呼吸がしにくい感じがある
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夜になると咳が出やすい/眠りが浅くなる
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呼吸器の症状とあわせて、疲れやすさを感じる
こうした症状に、東洋医学と脈診をベースにしたやさしい鍼灸でアプローチしています。
1. 感冒(風邪)
特徴
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東洋医学では、風邪は外邪が首の後ろから体に侵入すると考えています
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風邪の引き始めには、なんとなく調子が悪い、寒気がするなどの違和感が出ることがあります
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発熱が進むにつれて、咳や喉の痛みが現れることがあります
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体調の変化にともなって、胃腸の調子が崩れていくこともあります
施術方法
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脈診によって、外邪がどのあたりに影響しているかを確認します.
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状態に応じて、背中への施灸を行ったり、手にみられる硬結に鍼を用いて施術を行います
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急激な発熱や強い症状がある場合には、ウイルス感染の可能性も考えられるため、鍼灸治療よりも医療機関での診断をおすすめしています
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風邪のあとに残る不調については、4.風邪後・感染後の不調の項目で詳しくご説明しています
2. 喘息・咳喘息
特徴
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発作的に咳が出たり、息苦しさを感じることがあります
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夜間や早朝、季節の変わり目に症状が出やすい方もいらっしゃいます
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風邪をきっかけに咳が長引き、その後も続いてしまうことがあります
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検査や診断を受け、治療を続けている中でも、体調や環境によって症状の強さが変わることがあります
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緊張や疲労が重なると、呼吸が浅くなりやすい傾向があります
施術方法
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喘息や咳喘息のある方は、呼吸のリズムが乱れやすく、胸や背中、首まわりに緊張がたまりやすい状態にあることがあります
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呼吸の入り方や胸郭の動き、背中の硬さなどを確認しながら、呼吸が無理なく行える体の状態を整えていきます
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あわせて、脈や全身の反応、喘息が出るタイミングを確認しながら、自律神経のバランスが整いやすいよう、本治法を大切にした鍼灸治療を行います
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医療機関での治療を受けている場合には、その内容を尊重しながら、体調管理の一環として鍼灸治療を取り入れていきます
3. 息苦しさ・呼吸のしづらさ
特徴
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息が浅く、深呼吸がしづらいと感じることがあります
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胸や喉に詰まるような違和感があり、呼吸が苦しく感じることがあります
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緊張したときや、疲れがたまったときに症状が出やすい傾向があります
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検査では異常が見つからないと言われることも少なくありません
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東洋医学では、喉に何かが詰まっているように感じる状態を梅核気(ばいかくき)と呼ぶことがあります
施術方法
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息苦しさや喉の違和感がある場合、呼吸の深さや胸郭の動きが制限されていることがあります
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喉や胸だけを見るのではなく、背中や肋骨まわりの緊張、呼吸の入り方を確認しながら施術を行います
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あわせて、脈や全身の反応を確認しながら、自律神経のバランスが整いやすいよう、本治法を大切にした鍼灸治療を行います
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呼吸が自然に入り、胸や喉の違和感がやわらぐ状態を目指していきます
4. 風邪後・感染後の不調
特徴
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風邪や感染症のあと、咳や息苦しさがなかなか抜けないことがあります
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熱は下がっているものの、だるさや疲れやすさが続くことがあります
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以前より体力が落ちたように感じ、回復に時間がかかることがあります
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無理をすると症状がぶり返しやすい傾向があります
施術方法
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長引く発熱や体調不良のあとには、体の回復に必要なエネルギーが消耗している状態になることがあります
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東洋医学では、このような状態を気血が不足し、回復力が落ちている状態として捉えます
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脈や全身の反応を確認しながら、体力の回復を妨げている緊張や負担をやさしく整えていきます
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呼吸の深さや胸郭の動き、背中の状態を確認し、無理のない呼吸が行える体の状態を目指します
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体が少しずつ回復し、日常生活を送りやすくなるよう施術を行います
5. ストレスによる呼吸の乱れ
特徴
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ストレスが続くと、呼吸が浅くなったり、息が入りにくく感じることがあります
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デスクワークなど同じ姿勢が続くことで、胸や背中が固まりやすくなります
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胸郭まわりの動きが制限されることで、呼吸が速くなったり、動悸や息苦しさを感じやすくなることがあります
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過換気のような状態になり、不安感や疲れやすさを伴うこともあります
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検査では異常がないものの、違和感が続くことがあります
施術方法
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ストレスがかかる状態が続くと、呼吸に関わる筋肉や胸郭の動きが制限されやすくなります
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姿勢や呼吸の状態、胸や背中、肋骨まわりの緊張を確認しながら、胸郭が自然に広がりやすい体の状態を整えていきます
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あわせて、脈や全身の反応を確認しながら、自律神経のバランスが整いやすいよう、本治法を大切にした鍼灸治療を行います
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呼吸が深まり、体が過度な緊張から抜けやすい状態を目指していきます
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姿勢や呼吸の状態、胸や背中、肋骨まわりの緊張を確認しながら、胸郭が自然に広がりやすい体の状態を整えていきます
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呼吸のリズムが落ち着き、過度に力が入らずに息ができる状態を目指します
動悸や息苦しさは、呼吸や姿勢の影響だけでなく、自律神経のバランスとも深く関係していることがあります。
→ 自律神経系の鍼灸治療についてはこちらでも解説しています
