慢性的な痛みの原因とは?なぜ同じ場所が痛み続けるのか
- 3月14日
- 読了時間: 4分

① 痛みが長く続くと不安になりますよね
慢性的な痛みが続いていると、「なぜ治らないのだろう」と不安になることがあります。
そして、年齢を重ねていくと様々なところに不調が出てきます。
初めは違和感が強かったのに、痛み始めたら痛みが落ち着かない 。
ぎっくり腰が毎年のように起きていて、いつも腰は重たくて痛い 。
デスクワークが長くて、目も肩も背中も凝りが強い。
そして、整体やマッサージに通っていても、
「そのときは良いけれど、通い続けないと元に戻ってしまう」
そんな状態になっている方も多いのではないでしょうか。
また、原因を突き止めようと色々な病院で検査をしても、
「画像上では問題なし」
「薬を飲んで様子見」
「慢性的だから仕方がないね」
「そういう不調が出る年齢だから」
と言われたことがあるのではないでしょうか。
そして、「このままずっと痛いのかな。慢性的だから仕方ないのかな。痛みは取れないのかな。」と気持ちが前向きになれない時がありますよね。
痛みを抱えていてそう思う方は少なくありません。
② 慢性的な痛みとは
痛みは、急性的な痛みと慢性的な痛みに分けられます。
その分類は一般的に3ヶ月以上続いているかどうか、を指標にしています。
慢性的な痛みでは筋肉や神経の痛みだけでなく、
・食欲がなくなる
・便秘になる
・生活の行動が億劫になる
といった、痛み以外の症状も起きてくることがわかっています。
また気持ちも塞ぎ込んでしまう、
「痛みのせいでもうダメになってしまうのでは」といった感情が起こってきます。
③ なぜ慢性的な痛みは長引くのか
では、なぜ同じ場所の痛みが何年も続いてしまうのでしょうか。
痛みが長引いている患者さんを観察していると、 全身的な筋肉の緊張が起きていたり
実際には、首や肩が硬く、呼吸が浅くなっている方が多く見られます。
特に息を十分に吐けず、肩こりや背中の張りを感じている方が多い印象です。
呼吸が浅くなると体は常に緊張した状態になり、筋肉の硬さが抜けにくくなります。
また、局所だけでなく、全身の筋肉に膜が張ったような張りがベースにあることもあります。
その他にも、血流が悪そうな所見があったり(冷えや、筋肉の緊張が強くて全体的に硬い)
仕事や家事で同じ姿勢が続いていたり、体に負担がかかっていることが影響している方が多いです。
さらに、ずっと疲れていてなかなか抜けない、仕事や家事や様々なストレスを受けている方が多く、その結果コリが発生していると考えています。
④ 東洋医学ではどう考えるか
私が患者さんを見ている時には、症状が起きた原因は何かを考えています。
東洋医学では、体の中の「気・血・津液」の巡りや、熱や冷えの状態などを見ていきます。
熱が体に留まって痛みとして出ているのか、
冷えによって循環が悪くなっているのか。
そうした状態によって筋肉の緊張や硬さが現れていることもあります。
⑤ 鍼灸で大切にしていること
実際の治療では、痛みがあってもその場所だけを見ているのでは無くて体の中では何が起きているのか、ストーリーを考えています。
例えば頭痛では、その痛みが熱がとどまって起こっているのであれば、その熱の発生源にもアプローチをします。
そしてその熱を発散させるもしくは、循環させて整えていきます。
熱があるからといって強い刺激では無くても、その熱がとまっている場所に適切な刺鍼や鍉鍼ができるだけでも体は反応して痛みが緩和していきます。
⑥ まとめ
慢性的な痛みは、”何年も抱えている人”だと感じるかもしれませんが、3ヶ月以上続いていれば慢性的と考えているのでそう珍しいことではありません。
また、痛みを引き起こしているのはその場所だけでは無くて、精神的・社会的要因も関係してきます。
東洋医学的には体の中の気血津液や五臓六腑の働きを整えていくことで、慢性的な痛みが変化していくということも経験しています。
慢性的な痛みでも、体の状態を丁寧に見て整えていくことで変化していく可能性があります。 Iluminar鍼灸マッサージ治療院では、慢性的な痛みや肩こりなどの体の不調に対して、体全体のバランスを見ながら施術を行っています。

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