吉祥寺で慢性的な痛みにお悩みの方へ|なぜ90分の鍼灸治療が必要なのか
- 3月17日
- 読了時間: 4分
更新日:3月17日
吉祥寺・武蔵野市で慢性的な痛みに悩んでいる方へ。
鍼灸治療を受けられる方は慢性的な痛みを抱えている方が少なくありません。
しかし慢性的な痛みは、その場で痛みが取れてもまた戻ってしまうことがよくあります。
慢性疼痛に対して鍼灸を90分行う理由|なぜ時間が必要なのか
多くの患者さんは、痛みのある場所だけでなく、呼吸が浅く深く吐けない、体の緊張が強い、痛みを感じたくないから無意識に体を固めて使っていると言った傾向があります。
そうした状態を一つひとつ確認し、変化を見ながら調整していくには、短時間では十分に対応できず、ある程度の時間が必要になります。
そのため当院では、鍼灸治療を90分で行っています。
慢性疼痛や病名のつかない不調に鍼灸が向いている理由
私は、経絡治療をベースに、全身の状態を見ながら鍼やお灸、てい鍼を行っています。
問診をして、脈を見て、お腹を見て、身体に出ている症状の所見をとり、身体の声を聴いて、そして確認してはじめて「今、どこがどう乱れているか」が見えてきます。
症状の裏には、その人の長年の癖や、無理を重ねた生活、心の緊張など、色んな背景が隠れています。
病名のつかない不調を抱えている人もいます。
慢性の痛みもその一つで、病院では「異常はありません」と言われる状態の方が多く、なんとなくやり過ごしているということが多いようです。
慢性疼痛に対して、全身を評価しながら治療する必要がある理由
90分というのは、患者さんの脈やお腹の状態、筋肉の硬さや負担の偏り、呼吸の深さ、痛みの部位の深さ、体の構造的な繋がりなどを総合的に見ていき、変化を確認しながら調整していくために必要な時間です。
これらは一度にすべて分かるものではなく、施術を進める中で体の反応を見ながら少しずつ明らかになっていきます。
そのため、短時間では十分に対応することが難しいと考えています。
例えば「腰が痛い」と来られた方でも、実際には腰だけの問題ではなく、下肢の筋肉の緊張の偏りや、生活環境、体の使い方の癖、さらには痛みによって生じる全身の緊張などが関係していることがあります。
そうした複数の要因を一つずつ見ていくと、短時間で整えていくことは難しいと判断しています。
慢性症状は「一つの問題ではない」
また、慢性的な症状をお持ちの方は一つの症状だけという方は少なく、消化器系の不調や睡眠の質の低下、自律神経の乱れが根っこにあることが少なくありません。
「なんとなくだるい」
「呼吸が浅い」
「気持ちが沈む」
「生理のリズムが乱れる」
そういった、病院では原因がはっきりしない不調も、東洋医学の視点ではきちんと意味があり、全体のバランスを整えていくことができます。
症状だけを追いかけるのではなく、その人の「今の全体の状態」に対応していくことも症状緩和にとても大切なことだと思っています。
慢性的な痛み(慢性疼痛)は、筋肉や関節だけでなく、神経や自律神経の状態も関係しているため、短時間の施術では変化が出にくいことがあります。
「もっと短く・安くしてほしい」に応えられない理由
もし「早くて・安くて・そこそこ効く」治療を求めているなら、たぶん私の治療は合わないかもしれません。
慢性的な症状や痛みには、体の神経的な作用も整えていく必要があり、それには、時間も手間もかかるけれど、その積み重ねが結果として全身の状態を整っていくことにつながっていると実感しています。
じっくり、丁寧に向き合いたいから
私は、毎回の施術を「その人にとっての特別な時間」にしたいと思っています。
ただ症状を取るのではなく、今のあなたの身体と心に寄り添いながら、症状や痛みに丁寧に整えていく。
一般的な鍼灸治療に比べると少し長いと感じるかもしれません。
でもその時間の中で、深く呼吸ができるようになったり、眠れるようになったり、自分の感覚が戻ってくることがあります。
全身的な鍼灸治療は継続すると、本来の自分の体を実感しやすくなります。 どんな些細なことでも遠慮なくお話ししてください。
「どこに行っても変わらなかった」という方ほど、一度体の状態をしっかり見直すことが大切です。 慢性的な痛みでお悩みの方は、一度ご相談ください。


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