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慢性的に繰り返す頭痛がなかなか良くならない理由|首肩こりだけではない“体からのサイン”

  • 5月2日
  • 読了時間: 4分

頭痛はいつ起こりますか?


・天気が崩れる前

・疲れがたまったとき

・デスクワークが続いたとき

・生理前後

・寝不足やストレスが重なったとき


こうしたきっかけで頭痛が起こり、その都度、鎮痛薬で抑えている方も多いと思います。

検査では異常が見つからない。でも痛みは確実にある。

そして、「このまま薬を飲み続けるしかないのか」と不安を感じている方も少なくありません。




慢性的な頭痛は、頭だけの問題ではないことがあります


慢性的な頭痛では、


・首肩のこり

・姿勢(特に頭が前に出る姿勢)

・眼精疲労

・食いしばり

・呼吸の浅さ


こうした要因が重なっていることが多くあります。

ただし、ここで大事なのは

「どれが原因か」ではなく
「なぜそれが積み重なったまま抜けなくなっているのか」

という視点です。 これらは単独で起こるというより、いくつかが重なった結果として繰り返す頭痛が続いているケースが多いと感じます。

頭痛の種類については頭部・顔面部の鍼灸治療ページをご覧ください。





緊張が続くことで、頭痛が起こりやすくなることがあります


鍼灸の臨床では、さまざまな要因の中でも“緊張が抜けない状態”が関係しているケースを多く見ます。

単に「こりがある」というよりも、体が休めなくなっている状態の方が多いということです。


例えば


・息をしっかり吐ききれない

・首や肩に力が入ったまま抜けない

・頭の中で常に何かを考えている

・同じ姿勢を長時間続けている


こうした状態が続くと、


筋肉の緊張は「一時的なこり」ではなく維持され続ける前提の状態に変わっていきます。


東洋医学的に見ると、これは単なる緊張ではなく

陰虚(回復する力の不足)によって
熱が上に偏りやすくなっている状態


として捉えることもあります。




頭痛が続くと、痛みに敏感な状態になることもあります


慢性的な頭痛では、


「痛みがある状態」が続くことで体の反応そのものが変化していきます。


・以前は気にならなかった刺激で痛みが出る

・光や匂いで頭痛が起こる

・少しの疲れでも頭にくる


こうした状態は、

単なるストレスではなく神経の反応が過敏になっている状態です。

これは単なるストレスではなく、刺激に対する反応の閾値が下がっている状態です。


東洋医学的には、

熱が局所にとどまりやすくなり、
抜けにくくなっている状態

と見ることもできます。




なぜ一時的に良くなっても戻ってしまうのか


薬やマッサージ、入浴などで一時的に楽になることはあります。


ただし、


・体の使い方

・呼吸の浅さ

・緊張が抜けない状態

・回復力の低下


こうした部分が変わらない限り、体は元の状態に戻ろうとします。


つまり、


「症状だけが軽くなって、
体の前提は変わっていない」


これが、頭痛を繰り返す理由です。


症状だけを一時的に下げても、体の前提(回復しにくさや緊張のクセ)が変わらないと、同じところに戻りやすいのが実際です。


慢性的な痛みが続く背景についてはこちら





鍼灸ではどのようにみていくのか


当院では頭痛だけを見ているわけではありません。


・首肩の緊張

・背中の硬さ

・呼吸の状態

・腹部の反応(胃腸の状態)

・力の入り方や抜けなさ


頭痛の症状と首・肩・背中・呼吸・緊張のつながりを示した構造図

頭痛は頭だけでなく、首や背中、呼吸や緊張の状態とも関係しています。

こうした全体の状態を確認します。


そして、


・呼吸ができる状態に戻す

・緊張が抜ける状態を作る

・局所に偏った負担を減らす


という方向で整えていきます。


強い刺激で無理に緩めるのではなく、体が防御しない範囲で変化を起こすことが重要です。


東洋医学的には、こうした状態は陰虚(回復力の不足)により熱が上に偏りやすい状態と捉えることがあります。




頭痛を繰り返さないために大切なこと


慢性的な頭痛は、

頭そのものだけで起こっているわけではありません。


・体が休めない状態

・緊張が抜けない状態

・回復力が落ちている状態

・熱が偏っている状態


こうした要素が重なって続いていることがあります。

そのため、

頭だけにアプローチするのではなく
全身の状態から見直すことが必要になります。




繰り返す慢性的な頭痛でお悩みの方へ


吉祥寺で慢性的な頭痛にお悩みの方は、ご相談ください。




首肩こりや筋肉の緊張が気になる方はこちら

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