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「“気”って何?」東洋医学が考える、見えないけど大切な力


「東洋医学では“気(き)”が大事なんです」

…って言われても、「気って何?」って思いますよね。

オカルトっぽい言葉に聞こえたり、フワッとしてつかみどころがない印象を持たれることもあります。


でも、“気”はスピリチュアルではなく、東洋医学にとってはすごくリアルなもの。

今回は、“気”ってなんなのか?それが体にどう関わっているのか?

難しい言葉を使わず、なるべく現代語でお伝えしてみます。



◆ 気は「エネルギー」であり「情報」でもある



“気”は、ひとことで言えば「生きて動いているためのはたらき」です。

・元気

・やる気

・気分がいい/悪い

・気が抜ける/気を張る


普段の言葉にもよく出てくる通り、私たちは無意識に“気”を感じながら生活しています。


東洋医学では、気は「全身をめぐって、体と心を動かしている力」だと考えます。

酸素として置き換えて考えて見るとわかりやすいかもしれません。



見えないものを信じるって難しいですよね。
見えないものを信じるって難しいですよね。





◆ 経絡治療は“気の流れ”に直接アプローチする



経絡(けいらく)は、気の通り道。

経絡治療では、この“流れ”を感じ取りながら、

・足りていないところに気を集める

・滞っているところの流れを助ける

といった調整を行っていきます。



その人に必要なツボを選んで、やさしい刺激で気を動かして整えていきます。


この「気」の取り扱いが西洋医学では説明がつきにくく、また様々な解釈をしてしまいエセ医学にも利用されています。






【まとめ】



“気”は目に見えません。

でも、あなたの「元気」「イライラ」「疲れ」…すべてに関わっている、大切な流れです。


経絡治療では、この“気”の流れをていねいに感じとり、整えていきます。

症状があるところだけに注目するのではなく、「今の体の状態」に手をすませる。


見えないけど、確かにある力。

それが“気”であり、私が大切にしている治療の軸です。

 
 
 

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